POST: 2025.06.02 12:2
毎日新聞、6月2日付朝刊「今日のイチオシ!」鈴木永
2000円のお米がニュースで報じられている。その反対側のニュースが新聞の片隅に載っていた。お米の倉庫業者が4億円の損失を抱えるというニュースだ。備蓄のお米が放出され倉庫料が入らなくなるという事だ。お米の品質が良いのは倉庫がキチンと管理しているからだ。今年のお米が入るまで倉庫は空の状態になる倉庫会社は国に助成を御願いすると記事は結んでいた。三〇万トンのお米が倉庫から出るとという事はそういうことなんだろうな。
鉄やアルミの関税が50%になる。それだけでなく行き場を失った中国からの安い鉄鋼製品が日本に入ってくる。と業界団体は懸念している。権力の監視は新聞の大きな仕事だが。上手く機能しているんだろうか?たまには新聞社の特集を組んで欲しいです。
毎日新聞、6月2日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局総務 柳原美砂子
【権力監視 寄付支え 非営利ネット報道の挑戦】モンテスキューが「法の精神」で示した三権(立法、行政、司法)の分立は多くの民主主義国家が採用する大原則。その三権を監視する「第四の権力」の役割を期待されてきたのがジャーナリズムです。しかし、丹念な取材をベースに書いた事実よりも刺激的なうわさ話が利益を生む「アテンションエコノミー(関心経済)」の下、新聞などの「オールドメディア」は苦戦を強いられています。交流サイト(SNS)が発達した今、権力を監視する公器はいかにあるべきなのでしょうか。各地で誕生している非営利のウェブメディアの挑戦を取材して考えました。(一、三面)