POST: 2025.05.23 05:23
毎日新聞、23日付朝刊「今日のイチオシ!」鈴木永
皆何でも、先送り、物価高騰はそれを越える賃金の上昇で補える。と石破さん、企業の努力が足りないからと石破さん。
将来の不安だから消費税は上げるよと言っていた経団連のおじいちゃんは引退。どこの新聞も一時的な消費税減税は不適切と一斉に訴えている。「新聞が全部同じ事を言いはじめる。世論を作り始める」と我が師は戦争の時に触れていた。後一ヶ月で参議院選挙。減税・非減税の闘いは始まるのだろうか。減税を不適切と伝える新聞の中免では中小、賃上げ急ブレーキを伝え実質賃金のマイナスを伝えている。お米の輸出額は120億円を超えている。
農家の作付けは輸出米から国内米に転換している。「一度でも海外産にシエアを奪われてしまえば、日本産米を売り込む交渉は振り出しに戻る」。持続的なお米の増産と行い需給の安定が課題だと、農業系新聞は伝える。その農家のお金を預かる農林中金は赤字1.8兆円。少し前まで高い高いと言われていたキャベツ・
白菜は平年比70%になっている。
毎日新聞、23日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長・堀雅充
【企業献金、夫婦別姓……「時間切れ」狙う与党/参院選控え「分断」回避】
通常国会は6月22日の会期末まで残り1カ月となりました。しかし、注目法案を巡る論戦は活気が乏しく、まるで「消化試合」の様相を示しています。自民党は企業・団体献金や選択的夫婦別姓を巡る審議で新たな法案を提出せず、「時間切れ」を狙っているようです。野党も足並みがそろわず、両テーマともいずれの法案も成立しない公算が大きくなっています。
与野党の対決法案で、修正協議が本格化しているのは年金制度改革関連法案のみですが、これも、参院選を前に世論の反発を恐れた自民が基礎年金の底上げ策を削除した「骨抜き法案」で、野党は「あんこのないあんパン」と批判を強めています。
「決められない国会」の背景を深掘りしました。(1、2面)