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TODAY'S NEWS OF NOTE 今日のイチオシ!

POST: 2023.02.07 10:7

2月7日毎日新聞

鈴木永

lesbian, gay, bisexual, transgender, questioningは先日の勉強会で1000万人いると聞いた。約10人に一人だ、もう普通に僕たちは個性として認めていかないといけない。その感覚が秘書官にあれば今度のような発言になっていないと思う。憲法にある「両性の合意に基づいて」は男性と女性ではなく男性・女性がそれぞれが合意すればと僕は考えていた、大事な問題だ。一人の秘書官の発言に引っ張られることなく議論が進んで欲しい。僕がこの問題に関心を抱いたのは「ブラックスワン」という映画を見たときだ。主人公が女装をして故郷に帰ったときに家族からいろいろ言われて故郷を後にした、もしあの主人公が僕の家族であったら僕はどうしただろうとと考えてしまった。それがこの問題を考えるきっかけだった。他人であれば個性と言っていられるけど、もし自分になったら、僕の中にも秘書官を批判できない何かがある。秘書官の批判に終わらずに又オフレコ破りの問題にならずにマスコミにはLGBTqについて僕たちが冷静に考えるきっかけを提起して欲しい。

毎日新聞、2月7日付朝刊「今日のイチオシ!」

編集編成局次長・木戸哲

【問われる政権の人権意識】

 岸田文雄首相は6日、政府与党連絡会議で、性的少数者や同性婚に対する元首相秘書官の差別発言について「不快な思いをさせた方々におわび申し上げる」と陳謝しました。政府は性的少数者から直接意見を聞く場を設ける方針です。

 しかし、事の発端は「社会が変わってしまう課題だ」と述べ、同姓婚の制度化に否定的な見解を示した首相自身の国会答弁です。秘書官はこの答弁に関する記者団とのやり取りの中で「見るのも嫌だ」などと発言しており、「社会が変わってしまう」との文言が法務省作成の答弁原案に含まれていなかったことも明らかになりました。

 性的少数者に関する理解増進を目的とする議員立法を急ぐべきだとの声が野党だけでなく公明党からも上がっています。首相の人権意識や自民党の姿勢が問われています。

                         (12版から1面、2面)

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