POST: 2024.11.05 09:5
毎日新聞、11月5日朝刊「今日のイチオシ!」鈴木永
戦争のさなかに何が起きていたんだろう。時間と共に記録は残っても記憶は消えていってしまう。石炭の増産で無理な計画がなされていたのだろう。多くの人が今も尚、海の炭鉱の中にいる。特攻隊が同じ九州で出撃をして80年、最初は涙で送っていたが最後は笑顔で送るようになったと「今考えると異常な時代だった。そんな時代が来る返さないように」と当時の少年整備兵が語っていた。いろいろな人が歳と共に消えていく、そして記憶も。
物価高を容認しないと賃上げは起きてこないと良い循環をと連合の会長、連合の会長も経団連の会長も最近は同じ事を言う。
103万円の壁の壁を守らないと税収が・・・と経団連の会長
そしてマスコミも皆が同じ事を言うようになる世界は・・・
毎日新聞、11月5日朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 古本陽荘
【海につかったままの「戦後」】第二次世界大戦中の1942年に起きた水没事故で朝鮮人と日本人の労働者計183人が亡くなった海底炭鉱「長生(ちょうせい)炭鉱」。事故から82年を経て、地元の市民団体「長生炭鉱の水非常(みずひじょう)を歴史に刻む会」が残された遺骨の収容に向け潜水調査を実施しました。犠牲者の子ども世代も高齢になりました。刻む会の井上洋子共同代表は「待っている間に遺族はどんどん亡くなる。もう時間がない」と語ります。日本政府に調査や遺骨収集を求めてきましたが、政府は動きませんでした。ならば「自分たちで遺骨を一片でも見つけ、国を動かしたい」と、クラウドファンディングで資金を集めて調査に乗り出しました。(1、3面)